アニュスデイ
最初のPの出は小さなアクセントを付け、芯の有る発声で、続くクレシェンドは急に、
うねりを伴い次小節へ。qui tollis は二回とも遅れずに。バスのmundi 深い響きを。
16小節4拍目裏に入るソプラノ、mise にテヌート。伴奏の14小節、Pを一つ遅らせ
て。
最初のPの出は小さなアクセントを付け、芯の有る発声で、続くクレシェンドは急に、
うねりを伴い次小節へ。qui tollis は二回とも遅れずに。バスのmundi 深い響きを。
16小節4拍目裏に入るソプラノ、mise にテヌート。伴奏の14小節、Pを一つ遅らせ
て。
主役はソリストですが、油断は禁物。まず、歌詞の韻律をしっかり意識してください。
アナペイストスとも、アウフタクトを伴うダクテュロスともとれます(私は後者と考えま
す)が di ve no do が強拍(長)に当たります。これを推進力として、ただし、本来
は強ではなく長である事を忘れずに。(注アナペイストス→弱弱強または短短長、
ダクテュロス→強弱弱または長短短。後者がギリシア詩学)唯一、同時に動かない
149小節、それぞれの出をしっかりと、但しアクセントは no , Do である事。バスの
半音階をしっかりと。オザンナに入ると、マルカートで。遅れない。
昨日、四つ振りでも余りリズムの崩れは無かったので、四つ振りにしましょう。粘らない
事です。ただし、母音の深さも忘れずに。特にUの発音。8小節目のアルトのC→D→E
の動きを丁寧に聞かせる。Pleni sunt coeli et terra からマルカート気味に。ダクテュロ
スのリズムをもっと生かして。強弱弱。osanna in excelsis も勢いを落とさないで。八分
音符三つのosannaをもっと切って、それ以外とはっきり区別するつもりで。
何故暫く書き込まなかったと言いますと、細かい事ばかり書いて
しまいそうだったからです。例えばキリエの冒頭でしたら「バス
リズムを明確に、大きくでは無いが確固たる出だし。これをオクタ
ーヴでテノールとアルトが受け継ぐ。ソプラノはこの三声の上に浮
かぶ様に。テノールはアルトより目立つ事は無く、自然に分かれた
かの様に。六小節からソプラノとバスが逆行する事を意識しつつ、
クレシェンドに。八小節目のアルトは九小節目でH音に移行するが
意識としてはE音を強く意識して。テノールのGis 音も同様に、H
音を強く意識して。九小節から十小節への以降は開放感を持って。十
小節の二拍目にディミヌエンドを入れてPへ。」と言う風に十小節移
動するのにこれだけ言いたい事が有る訳です。言葉を選び書き込みす
る時間が、、、とは言え、何とかやってみましょう。二十五小節のソプ
ラノから、kyrie の出に小さなアクセントを、二十七小節アルトとテ
ノールe の八分音符にテヌートと小さなアクセントを、次の小節二拍
目に4声ともにディミヌエンド→Pへ。二十九・三十小節ともにKyrie
の出に小さなアクセント。eleison ではlei に向かってメッザ・ディ・
ヴォーチェ。
いよいよ、ミサ曲でも中心的なクレドに入りますね。実際のミサにおいては
平日は省略されてしまう事もあるというクレド。ところがミサ曲においては、
多くの作曲家が非常に力を注いで書いています。それはおそらく、このクレ
ドの中心部に受胎、生誕と受難、そして復活というイエスの物語が書かれて
いるからでしょう。ベートーヴェンも荘厳ミサは勿論の事、ハ長調ミサ曲に
おいても、この部分をしっかりと作曲しています。ドラマティックな演出を音
楽でいかに表現できるか。さてお楽しみに。
感想を幾つか。
良く言えばレガート、悪く言えばリズムが甘いですね。身体全体で
歌えていない感じがします。腹から上がってくる鋭い息をそのまま声に繋げていな
い、とでも言えば良いでしょうか。生の声ではなくとも、何かフィルターのかかった
声を聴いているようでした。日本の合唱団の陥りやすいパターンです。
「n」に限らず語尾をきちんと発音しましょう。また二重以上の子音で始まる言葉
ももっと練習を!カタカナの影が見えないように歌いましょう。
和声をもっと考えてみましょう。今自分が歌っているパートが和声のどの部分に
なっているのか。何処に向かっているのか等。これはこれからのレッスンでも必ず
お話しするつもりです。
とは言え、ミサ曲もアンコール曲も何とかなりそうです。自信を持って下さい。
最近のコメント