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2008年10月

2008年10月30日 (木)

おっととと、、、

 グローリアの161小節。「160小節から4つで振る事にします。」でした。さてアーティキュ

レーションで何故「こうする」と直ぐに言わないのか、疑問に思っている方も多いと思いま

すので、種明かしを。もし私がプロを指揮するのでしたら最初から、「こうする」と申します。

プロならそれをどうしても可能にする義務が有るからです。でも、皆さんはプロではありま

せん。それなら、私はどうすればより良い音楽が出来るかを試して行かなければならない

と思うのです。ですから、歯がゆい思いをされている方はもう少しお待ち下さい。

疑問が有りましたら、メールででも、ここにコメントでも結構ですから、どうぞお寄せ下さい。

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質問が

 来ましたので、答えを書いておきます。

 Gloriaについて ・105小節はソステヌートと思って下さい。充分に。結果的に遅く

 なってもかまわないと思います。114小節からはリタルダンドです。

 161小節の分割は?161から4つで振ります。なお、この時代のフェルマータは

 伸ばすと言う意味ではありません。単に「終わり」の意味です。
 Credoについて ・冒頭部のテンポ 基本的にテンポは一定です。ただ多少の
 揺れは有りますが、マルティーニ盤の様に速くはしたくありません。むしろ、まだ
 皆さんがCDのテンポに縛られています。ですから「18小節で速く」「22小節で遅
 く」なるのは揺れの範囲です。指揮を見る様にして欲しいのです。
 Guay→明るく固く歌のがガイヤルドです。しかし余り飛び跳ねた演奏にはした
 くないですね。
 109小節 インテンポです。次の110から少し遅めになりますが。
 158小節でritがかかって、159小節以降で元のテンポに戻るのですか→これは
 誤解されていますね。129から4つ振りで遅くなります。今までの二分音符と四分
 音符が同じになります。そのまま157まで進み、158は前回と変えて振ります。つ
 まり158の1拍めを振ってから(長さは前の二拍分です)、次の一拍分を三つに分
 割して振ります。これが次のテンポですね。
 なおトリルは、出来るだけ簡略な形でパートでそろえて下さい。オケがより多く
 かけても皆さんには関係有りません。後打音はそろえますよ。

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2008年10月29日 (水)

楽譜係りさんへ

 原譜をコピーして送ると間に合いそうに有りませんので、ここにもヒントを書いて

おきます。出来れば、楽譜のフランス語を普通のイタリア語の音楽用語か日本語に

直しておいたほうが良いでしょう。途中ではいるオルガンソロにも触れておいて下さい。

又、演奏順に曲を並べておきましょう。つまりサンクトゥス前に「羊に草を」を入れてお

いて下さい。(オケのパート譜でもそうなってます)もし今後改訂版を出す際は総譜も

そうしておくべきです。ハイマートが演奏したままに楽譜を残してみて下さい。東海メー

ルクワイヤなどはそうした楽譜を発売していますね。(もちろん会社は別ですが)バッ

ソコンティヌオ(通奏低音)はオルガンとチェロソロです。オルガンにはそのまま移調

した楽譜を送っていただいたと思います。これをオケにもチェロソロのパートと明記し

て送って下さい。ただのチェロパートは第1クリステでは23小節間休みになります。1

小節にバーを引いて上に23と書く方法で示して下さい。

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2008年10月28日 (火)

さて、、、

 しばらく、さぼっておりました。申し訳有りません。さて昨日質問の有ったグローリアの

「次の音が2度下降している2分音符上のトリル→上接音から16分音符4つ+本来の

音8分音符+2度下の音を後打音として8分音符分」の件ですが、オケの方がそうなって

いる場合に限定しておいて下さい。そうでない部分も、上記の様に演奏してみたい気も

しますが、今のところはオケと揃える場所に限るという事にしましょう。  

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2008年10月14日 (火)

訂正とクレド

 最初に訂正です。キリエ41小節のアルトの四分音符は前打音にしましょう。

第2ヴァイオリンやテノール・バスが上接音から入るのに合わせる必要が有

るでしょう。具体的には、Es音16分音符+D音付点8分音符と考えて下さい。

 クレドの2小節目の付点4分音符はこれまでと同様です。8小節以降の全音

符に付いたトリルですが、必ず上接音を2分音符分伸ばしてからトリルに入っ

て下さい。8小節目のアルトを例としますと、F音2分音符+F・Es・F・Esを16分

音符で+Es8分音符+後打音2つD・Es、となります。ただし、後打音一つ(D

を8分音符で)も可能ですし、最後の4分音符分をEsで伸ばしても間違いでは

有りません。どれが良く聞こえるかと言う事が問題なだけです。(ここはオケも

同様のトリルが有るので、早く決定するべきでしょう)27小節のようにそのトリ

ルで終わってしまう場合は後打音は付けられませんから、上接音を2拍伸ば

してから16分音符で上から4音+本来の音1拍で良いでしょう。35・39小節の

トリルについては前述のとおりです。さて41小節上のGuayですが、もうお気

付きの方も居られるでしょうが、Gaiと考えるべきです。グローリア116小節上

に書かれているノエルの題名の中にguays bergers と書かれていますね。こ

れはCDなどではgais bergers と書かれており、「陽気な羊飼い達」の意味で

す。音楽用語でGai はガイヤルドと同様に「陽気に、明るく」の意味です。前

にも言いましたがガイヤルドは非常に活発で飛び跳ねるような音楽です。実

際ノエルの「常に望む汝」は飛び跳ねるような演奏になっています(ご存知で

なかったら次回お聞かせしましょう)。ただし、このリズムで歌うと言う事では

有りません。あくまでもミサですし、アクセントがずれてしまいます。(確かに

ヘミオラとして演奏しても面白いのは事実ですが、、、)

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グローリア

グローリアでのトリルは基本的に次の様に考えています。

8分音符上のトリル→上接音の前打音

4分音符上のトリル→短縮トリル(本来の音→2度上の音→本来の音を16分音符で)

付点4分音符上のトリル→上接音から16分音符4つ+本来の音8分音符

次の音が2度下降している2分音符上のトリル→上接音から16分音符4つ+本来の

音8分音符+2度下の音を後打音として8分音符分  

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2008年10月13日 (月)

トリルの問題

 大分お困りのようですのでトリルについて少しずつでも書いて行きましょう。

まず、最初に言っておきたいのは、無理ならより簡単なものにすると言う事で

す。不可能な事をやれと言っても良い音楽は作れません。ただし、全くトリルを

無視する事は出来ない。それは様式を無視しているからです。

 まずは、キリエから。合唱が入る前にフルート1・2で出てくるトリル。(11・13小

節)やヴァイオリンとフルートが一緒にトリルを行う箇所(19・21小節)は基本は

上からのトリル。不可能ならば短縮トリル。39小節バス短縮トリル無理なら前打

音。41小節アルト短縮トリル無理なら前打音。41小節テノール・バス上から16分

音符4つ後伸ばし(第2ヴァイオリンも)。42小節アルト上から16分音符4つ。

 クリステ、53小節16分音符4つ+後打音一つ(次の音を8分音符で)あとは同

様に。

 キリエ77小節フルート・第1ヴァイオリン上から16分音符4つ後伸ばし。81小節も

同様。85小節フルート短縮トリル。88小節フルート16分音符4つ+後打音一つ。

91小節と同様に。96小節のフルート・第1ヴァイオリンも同様。125小節フルート

・第1ヴァイオリン・ソプラノは同じ形に。ソプラノ上から16分音符4つ・伸ばし+

後打音一つとなる。まずはここまで!

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